性能・機能を一新させた第7世代の高速波長可変光源を発表

性能・機能を一新させた第7世代の高速波長可変光源を発表

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製品名:高性能・高速波長可変レーザ
製品型式:TSL-770

santec株式会社(本社 愛知県小牧市)は、1987年に世界で初めて通信帯における半導体レーザを用いた単一縦モード発振の外部共振器型波長可変レーザ装置を製品化しました。以来今日までの30年の経験と実績をベースにこの度第7世代となる高性能・高速波長可変レーザを開発しました。
レーザ共振器および制御回路を完全に新設計することで、従来比2倍の高速性、1.5倍の広帯域スキャンが可能となり、かつ狭スペクトル線幅と低ノイズ化を実現しました。本製品は1250-1650nmの広範囲から最大200nmを選択可能で、測定のスループット、精度を向上させることができます。これにより評価現場、R&D、基礎研究など様々なアプリケーションで理想的なツールとなっております。
また、光学系の振動対策、制御系のノイズ低減により外部共振器型波長可変光源の特長である非常に高いQ値特性を活かした狭スペクトル線幅と、高周波数安定度の両立を実現したことにより、シリコンフォトニクス等、非常に高い周波数精度を求められる最先端の研究分野でもご利用いただけます。

TSL-770

新製品の特長

1. 1250~1650nmの広帯域においてモードホップフリー/シングルモード発振

・従来機種から最大1.5倍以上となる世界最高水準の200nm可変を実現
・LR4およびCWDMレシーバ光サブアセンブリー(ROSA)に必要な波長帯域をカバー

2. 波長可変光源に求められるあらゆる特性が改善

・駆動系の最適化により全域モードホップフリー/シングルモード発振を維持して従来機種の2倍となる200nm/sを実現、これにより試験時間の短縮に貢献します
・信号対自然放出光比(SSSER)は90dB/0.1nmを実現しており広い測定ダイナミックレンジで測定可能
・連続(CW)発振で+13dBm(20mW)を超えるピーク光出力を実現
挿入損失の大きいLN変調器やシリコンフォトニクスの光表面結合時でも安定してご使用いただけます
・0.3pm(Typ.)の高い波長精度と60kHz以下の狭線幅を実現しており、分光分析でこれまで測定することができなかった微小領域の観察が可能になります

3. ユーザーフレンドリーなインターフェース

・直観的かつ視認性の良い大型タッチスクリーンにより高い操作性を確保
・USB、GP-IBに加えEthernetによる通信制御が可能で、従来製品のプログラミングコマンドとも互換性があり移行や拡張が簡単に行えます

4. ワールドワイドなアフターサポート

・自己診断機能に加えインターネット経由での遠隔サポートも対応しております
・修理・校正は日本本社に加え中国上海サポートセンターでも対応しており安心してお使い頂けます

5. 優れた拡張性

・弊社のマルチチャンネル光パワーメータ(MPM-200)、偏波コントローラ(PCU-100)と組合せれば、WDL/PDL評価が可能で量産検査におけるスループット改善、コスト低減に大きく貢献します
・4×1スイッチモジュール(OSU-100)と組合せれば1250nm~1650nmのフルバンドで連続波長掃引が可能となり広帯域での特性評価が可能です

 

受注開始: 2017年7月

尚、3月21日から米国・ロスアンゼルスで開催されるOFC2017(The Optical Networking and Communication Conference & Exhibition)に出展展示いたします。

 

santec株式会社について
santec株式会社は1979年創業の光部品・光測定器製造販売企業。JASDAQ市場上場。従業員数190名(連結)。本社は愛知県小牧市で、販売子会社が米国(ニュージャージー州)、英国(ロンドン)、中国(上海市)にある。1984年に世界初の光ファイバ検査装置を世に送り出し、現在では世界30カ国以上への販売実績がある光技術のパイオニア企業である。