高速波長走査型Tunable VCSEL(型式:HSL-1) 高速化の発表
次世代SS-OCT(Swept Source Optical Coherence Tomography)用の光源として開発を進めてまいりました、高速波長走査型のTunable VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)の最大スキャン周波数に関して、当社従来比で2倍の400kHzへ特性を改善いたしました。高速波長走査型のTunable VCSELはかねてより次世代SS-OCT用、及びFMCW LiDAR用光源として期待されておりましたが、一部の医療・産業用機器応用では400kHz以上という、より高いスキャン周波数を要求されておりました。今回、波長走査を実現する光MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)の設計を大幅に見直す事で、従来のスキャン周波数を自由に選択できる特性は維持したまま、最大周波数を400kHzまで高速化する事に成功いたしました。
尚、本製品は、2020年2月1日から米国・サンフランシスコで開催されるBiOS/Photonics West 2020、当社ブース番号#8762に出展されます。
製品型式: HSL-1

受注開始予定日: 2020年4月1日
製品情報: HSL-1カタログ-English (227KB)